大正14年10月、司厨士の技術向上と福祉を図ることを目的に、有志が集まり、歳月をかけて、東京・日比谷の松本楼で日本司厨士協同会の発会式が行われました。昭和34年、北は北海道から南は沖縄まで全国統一をし、社団法人の認可を得、活動して参りました。現在では世界司厨士協会連盟85カ国の国々と友好関係を持つ唯一の西洋料理団体「社団法人全日本司厨士協会」は、平成21年に創立50周年を迎えることができました。この歴史は初代会長をはじめとする会員一人一人の熱意と、関係諸官庁、経営者各位、賛助会員各位と多くの方々にご支援いただいているからであり、大変光栄に思います。
戦後、「国民の食生活改善」を目指していた50年前には想像もできないほど、今日では日本各地のレストランでさまざまな食材を食することができ、調理技術や器具の進歩、あらゆる国の料理を味わうことができるなど、本当に恵まれた環境となりました。しかしながら、残念なことに環境問題などによって引き起こされる食料困難や食の安全、またある国では未だに十分な食を得ることができていないなど、料理人として新たな課題が目の前にあり、解決方法を見出さなければならないと考えております。これらの問題を解決するべく、日本の優れた技術やアイディアを採り入れ、忘れつつある習慣や文化を見直し、会員、国と共に、自らがリーダーシップをとり、我が国だけでなく国際的発展を実現することを目指し、次の世代へと繋いでいくことが、私の新たなる責務であり、全力で取り組んで参りたいと思います。
そしてエネルギー溢れるシェフ達に対し、今以上に活躍できる場を設け、原動力となり、誇りを持って素晴らしい料理人人生を歩んで欲しいと考えております。
In 1997 hold the 1st Asian Forum in Kyushu prefecture Kokura city. I had a speech at welcome address as district international administration chairperson for the first time to be in it with my poor English. Then after 13 years, I am very glad to standing up here today as a New AJCA Top President and very proud of being one of this global chef’s members. Also, AJCA joined WACS since 1969 in 40 years, and we are celebrating 50th Anniversary in this year, so that I feel tense of myself still more and I will make very effort to live up to your expectations and fulfill my new responsibilities. |